収入が高いファイナンシャルプランナーの仕事の共通点は?
年収が高いファインナンシャルプランナーの仕事の共通点は?FP独立で失敗しないための必須知識を押さえましょう。FPの独立開業を支援するFP養成塾では独立開業講座や実務経験のインターン制度、収入確保に必携のツールを提供。
独立系FP開業の事業計画策定で知っておくべき話
ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を取得しただけでプロとして通用する(年収・収入も高い)FPになるのは容易ではありません。プロとしてのファイナンシャルプランナーには知識だけではなく、実務経験や実績が必要だからです。
しかし、実務を経験する場がない、収入に結び付ける方法がわからないという声を多く聞きます。
例えばSG(スタディーグループ)では知識はついても実務は学べない、FP事務所で仕事をしたくてもスタッフを募集していない、集客の方法や収入を生み出す方法が見付からないといった具合です。
ファイナンシャルプランナーである以上、専門知識はもちろん必要ですが、それだけでは収入につながりません。独立開業して年収をアップするためには、専門知識以外にそれを収入につなげていくための実務経験が必要になります。それでは実務経験はどこで身につけることができるのでしょうか?残念ながら、今のFP業界では時間をかけて実務を習得できる仕事場はほとんどないのが実情です。
相談業務を行う独立系FPとして成功するのに必要な3つの要素は次のとおりです。
- 見込み客を継続的に集客(マーケティング)する仕組み。
- お客様が気持ちよく相談料(フィー)を払ってくれるコンサルティング手法。
- 金融機関から取扱手数料(コミッション)を得るインフラの確保。
ファイナンシャルプランナーで成功するにはこの3要素をすべて揃えることが必須です。特に日本における独立系ファイナンシャルプランナーの仕事のモデルは、プラン実行支援の際に金融機関等より取扱手数料を受け取るステップが不可欠です。この3つが揃わないと年収はなかなか上がりません。また、この3ステップを資格と勘だけで揃えようとすると、3年以上の試行錯誤と相当額の投資が必要となるでしょう。
詳しくはFP独立開業講座ページへ
増える住宅相談ニーズ、細る保険相談ニーズ
このような状況を考えると、FPとして開業後に高い年収を確保するには保険のコンサル力を身につけることは必須項目の一つになります。
しかし昨今、従来チャネルの保険相談件数が減ってきています。銀行の窓販やインターネット経由、来店型保険ショップの台頭などが理由です。
それだけでなく、社会構造の変化によって保険の代理店手数料率が欧米並みに下がりつつあるという事実も見逃せません。
これから開業しようとしている独立系FPがおさえておかなければならないことは、保険の取扱手数料のみに頼ったビジネスモデルでは希望の年収には到達し難いということです。ファイナンシャルプランナーとして年収を確保するには今まで以上に相談料の比率を高め、取扱手数料においては保険以外の分野の強化が不可欠であると考えられます。
筆頭に挙げられるのは、これまでは商売にならないと言われていた住宅購入相談の分野です。従来、住宅相談はニーズが強く相談件数も多いのに、相談料はわずかで取扱手数料を得る手段もないので、結果として収入に結び付けられない分野の典型でした。しかし、消費者のニーズの変化と住宅業界、金融機関の環境の変化によって、高収入の仕事のビジネスモデルが現れてきたことをご存知でしょうか?